大小丸のタブノキ
場所 岩国市 錦町大字深川 
種類 タブノキ
樹齢
大きさ 高さ;18m 目通;3.2m
いや〜。まだまだ山口県は広い!
そう思わせてくれた場所が、大小丸地区。
標高が600〜700mはあるのではなかろうか。
眼下に、宇佐川が谷を成し、正面に山々が連なる。

国道434号線を道の駅「ピュアラインにしき」より宇佐地区に向かって進む。
雙津峡温泉の手前に西橋というバス停があり、その近くに左手に入る道がある。

ここを左折すると山に向かう道となる。
この山道をぐんぐん行くと小小丸という地区に出る。
さらに標高を稼ぐように進むと次なる集落に出る。
そこが、大小丸という地区。
生活するには非常に不便そうな場所であったが、会う人会う人が非常に親切で、
目的のタブノキに向かう時も助けていただけた。
この錦町の山々には、かなりの標高に人が住んでいる。
同じ町内に木谷峡というところがある。
この渓谷の奥には、平家の落ち武者伝説の残る地もある。

人が近寄りがたい場所も多く、この大小丸もそんな雰囲気を醸し出す。

この地区を見守るように大きなタブノキが立っている。
周りが墓地になっていて、風情豊かな場所となっている。
歪さの無い真っ直ぐな幹だ。
暖かい場所を好む種としては、この地は厳しいように思うが、
それでこの大きさとすると、かなりの樹齢と思われる。
今後も、この地を見守ってほしい存在だ。
(2012.09.29撮影)

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