岩国市指定天然記念物
場所
岩国市錦町 大字広瀬 向畑
種類
カツラ
樹齢
大きさ
高さ;32m 根元;8.0m
位置的には
左近桜
の近く。
一度山道に入ると一本道であるので迷うことはない。
まさにその道に入るまでが難しい。
左近桜の案内板がなければたどり着けなかったと思う。
左近桜の帰り道に、天然記念物の石碑を見つけてたどり着けた。
山道を約800m歩く形となる。
苦労はするものの、苦労が報われる個体だ。
沢の横に立っていて、カツラの大樹にありがちな主幹の欠損が無い。
周りにはヒコバエも多く、これからもまだまだ大きくなりそうだ。
しかしながら、旧錦町の天然記念物から岩国市の天然記念物になっているが、
扱いが天然記念物と思えない気の毒な個体だ。
山口県に限らず、どこでも感じるが、合併にて大きくなった市での、
旧町村部の細かいところへの気配りの欠落は目を覆いたくなる。
(2012.09.29撮影)
この道を鋭角に左折。
100mも行くと右の写真の場所に出る。
この廃墟群に車を停めて、約800m歩く。
藪になりかけているところも多く、長袖、長ズボンは必須。
歩けそうな道は一本なので、
一度山道に入ると迷わない。(心細くはあるけど)